しばらく、SharePoint 検証環境構築が続いています。
ここから、SharePoint Server 2013 のセットアップに入ります。


さて、既に Windows Server 2012 R2 が出ているので、折角なので、その上に SharePoint Server 2013 をセットアップすることにします。
なお、SharePoint Server 2013 を Windows Server 2012 R2 上にセットアップするには、SP1 が不可欠となります。 正確には、SharePoint Server 2013 with SP1 という SharePoint Server 2013 に SP1 が含まれるスリップストリーム イメージによるセットアップが必要になります。
・SharePoint Server 2013 SP1 の特徴
http://www.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/sharepoint2013sp1.aspx
実際のセットアップ手順については、インストールガイドが存在している現在では、今更、事細かく書いても仕方が無いので、バッサリ省略します!
詳しくは、自習書のインストール・構成ガイドをご覧下さい。
・Microsoft SharePoint Server 2013 評価のためのインストール・構成ガイド
http://download.microsoft.com/download/A/D/2/AD2BD0F4-701E-456C-A7DE-240FBB7F5D6F/SharePoint_Server_2013_Installation_Configuration_Guide.docx
私はこの自習書が出る前からセットアップを始めていたので、その頃は、こちらのガイドにお世話になりました。
・Install SharePoint 2013
http://sharepoint-tutorial.net/page/install-sharepoint-2013.aspx
当時は、もっとあっさりしていたのですが、最近見たら、随分、アップデートされていてびっくり。
今回は、シングルサーバー環境になるので、Windows Server 2012 R2 をセットアップした後に、SQL Server 2012 をセットアップします。
そして、SharePoint Server 2013 with SP1 をセットアップします。
セットアップ時に望ましいポイントとしては、サービスアカウントは目的毎に作成しておくこと。

サーバーの全体管理のポート番号には、分かり易いように固定のポート番号を指定します。
私は定番として 8008 を設定しています。
検索サービスを構成したら、ユーザープロファイル用のコンテンツソースを分けておくこと。

同期用のサービス アカウントに対する権限付与を行ったら、「User Profile Synchronization Service」を起動する前にはサーバーの再起動が必要なこと。
これで、無事に SharePoint Server 2013 のシングルサーバー環境がセットアップが完了しました。

シングルサーバー環境ということを考慮して、4個の仮想プロセッサ、16GB のメモリを割り当てています。

今度は、このシングルサーバー環境とは別にファーム環境を作ります。 ということで、続きは、また次回ということで・・・
Kokuho Hi (Sonorite / SharePoint Technology Center)