2014年12月16日

SharePoint 検証環境構築 〜SharePoint Server 2013 その1〜

こんばんは、ソノリテの費です。

しばらく、SharePoint 検証環境構築が続いています。
ここから、SharePoint Server 2013 のセットアップに入ります。

SharePoint2013_installguide.png


Sonorite Bullet SharePoint Server 2013 SP1 + Windows Server 2012 R2

さて、既に Windows Server 2012 R2 が出ているので、折角なので、その上に SharePoint Server 2013 をセットアップすることにします。
なお、SharePoint Server 2013 を Windows Server 2012 R2 上にセットアップするには、SP1 が不可欠となります。 正確には、SharePoint Server 2013 with SP1 という SharePoint Server 2013 に SP1 が含まれるスリップストリーム イメージによるセットアップが必要になります。

・SharePoint Server 2013 SP1 の特徴
http://www.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/sharepoint2013sp1.aspx

実際のセットアップ手順については、インストールガイドが存在している現在では、今更、事細かく書いても仕方が無いので、バッサリ省略します!
詳しくは、自習書のインストール・構成ガイドをご覧下さい。

・Microsoft SharePoint Server 2013 評価のためのインストール・構成ガイド
http://download.microsoft.com/download/A/D/2/AD2BD0F4-701E-456C-A7DE-240FBB7F5D6F/SharePoint_Server_2013_Installation_Configuration_Guide.docx

私はこの自習書が出る前からセットアップを始めていたので、その頃は、こちらのガイドにお世話になりました。

・Install SharePoint 2013
http://sharepoint-tutorial.net/page/install-sharepoint-2013.aspx

当時は、もっとあっさりしていたのですが、最近見たら、随分、アップデートされていてびっくり。
今回は、シングルサーバー環境になるので、Windows Server 2012 R2 をセットアップした後に、SQL Server 2012 をセットアップします。
そして、SharePoint Server 2013 with SP1 をセットアップします。


セットアップ時に望ましいポイントとしては、サービスアカウントは目的毎に作成しておくこと。

SharePoint2013_ServicesAccount.png

サーバーの全体管理のポート番号には、分かり易いように固定のポート番号を指定します。
私は定番として 8008 を設定しています。


検索サービスを構成したら、ユーザープロファイル用のコンテンツソースを分けておくこと。

SharePont2013_SearchContentSource.png

同期用のサービス アカウントに対する権限付与を行ったら、「User Profile Synchronization Service」を起動する前にはサーバーの再起動が必要なこと。

これで、無事に SharePoint Server 2013 のシングルサーバー環境がセットアップが完了しました。

SharePoint2013_FarmServer.png


シングルサーバー環境ということを考慮して、4個の仮想プロセッサ、16GB のメモリを割り当てています。

SharePoint2013_SingleServer.png


今度は、このシングルサーバー環境とは別にファーム環境を作ります。 ということで、続きは、また次回ということで・・・


Kokuho Hi (Sonorite / SharePoint Technology Center)

posted by kunitaka at 18:35| Comment(0) | テクニック
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