SharePoint 2013 に続いて、SharePoint 2010 の検証環境を作りました。 恐らく、3年ぶり位かもしれません・・・
- Windows Server 2008 R2 仮想マシン イメージ
- SharePoint Server 2010 のセットアップ
今回、SharePoint 2010 の検証環境の作成と同時に SharePoint 2007 の検証環境を作成する予定だったので、何れも OS は Windows Server 2008 R2 で共通化しようと思っていたので、以前に作成した Windows Server 2012 R2 の仮想マシン イメージとは別に、改めて Windows Server 2008 R2 の仮想マシン イメージを作成しました。
応答ファイルの設定、作成手順などは、Windows Server 2012 R2 のものと基本的には同じです。 (→ SharePoint 検証環境構築 〜Windows Server 2012 R2 その5〜)
普通に OS のセットアップ、最新の更新プログラムの適用、ウィルス対策ソフトなどの追加ソフトウェアのセットアップを行った上で、sysprep を実行してイメージの一般化を行っておきます。
セットアップした仮想マシンの PC のプロパティを確認すると以下のようになります。
今更、SharePoint 2010 のセットアップについて、詳しく書いても仕方が無いので、詳しい手順などはインストールガイドにお任せします。
・Microsoft SharePoint Server 2010 自習書シリーズ 〜インストールに関するガイド〜
https://technet.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/ff358322.aspx#ins
・Microsoft SharePoint Server 2010 自習書 インストールガイド(RTM版)
基本的にはインストールガイドの通りで、問題無くセットアップが完了するかと思います。
ソフトウェア必須コンポーネントのインストールがあるので、随分楽になっていますよね。
唯一、躓くとしたら、ユーザープロファイル サービスの同期の設定でしょうか?
再起動のタイミングと、初回起動に時間が掛かるということ、そのあたりをクリアすれば、無事に SharePoint 2010 が動き出します。
前回、SharePoint 2010 のセットアップしたのは?と振り返っていたら、当時、Search Server 2010 の導入支援を行っていたことを思い出しました。 環境は2つあって、開発環境を兼ねたシングルサーバー構成と、Web サーバー2台、アプリケーションサーバー1台、データベースサーバー1台のサーバーファーム構成でした。
サーバーファーム環境はその後、FAST Search Server for SharePoint を追加構成して、合計6台の環境になっていました・・・
さて、次回は、SharePoint 2007 の構築についてです。
Kokuho Hi (Sonorite / SharePoint Technology Center)